歯医者選びのポイント(2)


前回<歯医者選びのポイント(1)>の続きです。

dentist

実は歯の根っこの治療(根管治療)って、すごい大変なことなんですよね。なのに患者はその大変さを知らない人が多いです。自分もその一人でしたが…。

日本は先進国の中でもラバーダムを使わない稀有な国、との指摘もあります。

歯科医の中には「ラバーダム使っても治療成績に大差は無い」と考えている医師も多いのですが、治療成績を考えるとラバーダムを使用した方が良いことは多くの論文からも明らかです。

現在はラバーダムの保険点数が廃止されたため、保険治療で使うことに障壁が無くなりましたが、治療時間が増えることなどから未だに使わない歯科クリニックが多いです。

あなたの歯医者さんは根管治療にマイクロスコープ使ってますか?

従前の歯科医は手探りと職人的感覚で根管治療を行ってきましたが、それゆえに治療後数年で再発するケースも多くありました。(僕のケースです)

そのため、肉眼では確認できない感染部を確実に除去するために、根管治療にはマイクロスコープが必須です。

歯医者にかかるときに気にしないと気付かないですが、意外とマイクロスコープを設置している歯科医院は少ないように思います。

ただし、最近はインプラント治療も行うクリニックも増えてきたので設置数は今後増えていくと思われます。

歯医者さんを選ぶときはここに注目して!

歯科医を選ぶときは、家や会社から近いから、とか、「痛くない治療」を全面に出しているから、とかで選ぶのではなく、本当に患者の身になって歯のことを考えてくれる歯科医を探すべきです。

以下にそのポイントをまとめましたので、参考にしてください。

  • 根管治療にラバーダムを使うかどうか
  • 根管治療にマイクロスコープを使うかどうか
  • 滅菌システムや感染防止に力を入れているか

僕は、今だから言えるのですが、治療は痛くないけどラバーダムを使わない歯科医と、痛いけどきちんとラバーダムを使って滅菌環境に配慮する歯科医であれば、間違いなく後者を選択します。そりゃ出来れば痛くない治療がいいに決まってるけど、それ以上に「きちんと治療出来ているかどうか」を重視します。

だって、痛くないけどきちんと最後まで治療出来ない”可能性”がある医院と、多少痛いけどキッチリ治療する医院であれば、後者のほうがまだいいですからね。

なかなか保険治療でラバーダムを使い、かつマイクロスコープまで備えている歯科医は少ないと思いますが、丁寧に探せば必ず見つかります。

歯は抜くと二度と生えてきません。

近所の適当な歯科医でとりあえず治療するのではなく、自信で納得できる歯科医を見つけてください。