JRえきねっとの事前受付が残念な仕様だった件


今年の夏は久しぶりに新幹線+在来線で旅行したのだが、JR東日本のえきねっとでの切符の予約が曲者で、そのお陰で微妙な旅行になってしまった。

いや、旅行自体はちゃんと目的地に行って来れたんだけど、「えきねっと」というJR東日本の予約システムがちょっと、って話です。

JR東日本のえきねっととは

JR東日本管轄の新幹線、特急などの指定席、乗車券をウェブサイトで予約できるインターネットサービスで、メールアドレスがあれば無料で登録できる。

家族や友人と一緒に予約や座席指定もできるし、片道の営業キロが601km以上のときは乗車券が自動的に往復割引(10%引き)が適用される。

僕は以前からえきねっと会員にはなっていたんだけど、平日は予約なしでも駅で買えるのでネット予約を使うことはほとんどない。

東海道新幹線のEX予約のように、ネット予約するとお得(東京~新大阪で1000円程度安い)になるのであれば積極的に使うんだけど、えきねっとには早期予約による「早割」と席数限定の「えきねっとトクだ値」ぐらいしか無いんだよね。

当然これらの割引は繁忙期には使えないわけで。(JR東海のEX予約は繁忙期でも割引)

えきねっと会員の特典「事前受付」

今年はお盆のど真ん中、8/13~15に東北の日本海側へ行くことに。旅行というよりは単なる帰省。

JRの予約は乗車日の1ヵ月前の午前10時に予約受付が始まるので、その争奪戦で勝利しないと指定席は手に入らない。

…というか、天下のJR様が今どき1ヶ月前の予約しか受けられないってのもどうかと思うんだけどな。航空会社なんて355日前の予約を受け付けてますぜ。

しかし、えきねっとの会員であれば、乗車日の1ヵ月前のさらに1週間前に予約を事前に受け付けてくれる「事前受付」というサービスがある。

これは、予約を受け付けてくれるだけでその時点では予約は成立していない。

あくまでも予約は乗車日1ヵ月前の10時からしかできないけど、それまで予約を預かってくれる。

事前受付された予約は乗車日1か月前の10時になると順次予約受付されて、予約の成立/不成立をメールで通知してくれる。

今回の僕の旅程では、新潟まで上越新幹線、新潟から在来線特急なので、予約開始時にいくら急いで入力しても決済完了には5分はかかる。下手すると10分はかかるかも。

予約は窓口や旅行会社経由からもある上にJRの予約に慣れた人達には到底かなわないので、事前受付サービスは非常にありがたいサービスである。

事前受付は朝の5:30から

事前受付は乗車日1ヵ月前+1週間前から開始なんだけど、なんと朝の5:30から受付開始となっている。眠すぎる。

なるべくシステム負荷が一番少なくなる時間帯を選んでいるのだと思うけど、それにしても不便。

事前受付は座席指定できない

5:30より前だと「サービス時間外です」と出るので、5:30ちょうどにアクセスしてみると今度は「ただいま大変混みあっております」と言われる。

5分ほどすると普通に接続できるようになるので、往路の予約をポチポチと入れて決済用のクレジットカード情報を入力する。

程なく予約の事前受付が完了。しかし座席指定をするところが無い

新潟~秋田間を走る「特急いなほ」は村上~鶴岡間では車窓からの景勝地「笹川流れ」が見られる評判の列車である。

子供も楽しみにしていたのでできれば座席指定したかったんだけど、事前受付サービスでは座席指定が出来ないことがこのとき判明。

…ってことは、乗車日1ヵ月前には自動的に予約が実行されるから座席指定出来ないってこと

うーん、まぁ繁忙期の予約だから仕方ないのかな、と思いながら子供にも説明してなんとか納得してもらう。

座席は発券時に自動的に割り当てされる?

予約が成立した後にえきねっとのサイト上で確認すると、座席番号は表示されていない。

ということは、駅窓口で発券するときに座席が確定するのかも?と淡い期待を持ってみどりの窓口へ行ってみることに。(きっぷ受け取り時は、事前受付時に登録したクレジットカードが必要です)

しかしみどりの窓口の職員に聞いてみたところ、システム上は座席が確定しているので受け取り時に座席変更するのは不可とのこと。

仕方が無いのでその場で発券してもらうと、案の定、座席は海側ではなく山側の席になっている。

しかも帰りの上越新幹線はMAXときの1階席に。

そのときは「申込みが多くて海側が埋まっちゃったのかな。残念だけど仕方ないか~」ぐらいに思っていた。

でも乗車日の1ヶ月前にえきねっとで予約状況を見ると、新幹線、特急いなほ共に空席がある。しかも海側席が。

この時点でえきねっとの事前受付&予約システムは、受付順にランダムに割り振りしていることが判明。(笑

往路の残念だったところ

実際に新潟駅から特急いなほに乗車すると、指定席は満席ではあるものの海側の座席(2列)は1人は着座で通路側が空席という列もチラホラ。

その時点で少しもやもやしていたんだけど、その後の村上駅で窓側席の半分ぐらいが降車したんだよね。

上でも言ったけど、この路線は村上~鶴岡間でオーシャンビューを楽しめるのに、多くの乗客が村上駅までに降車したためにその区間は海側席が空席に。

村上駅の次は府屋駅まで止まらないし府屋駅から指定席で乗ってくる人はほとんどいないので、息子と二人で空席の窓側に移動して笹川流れの車窓を楽しむことができたんだけど、事前受付までして予約したのになんだよそれ、って感じ。

結果的に車窓は楽しんだけど、なんかモヤモヤ感だけが残る….。

復路の残念だったところ

復路の特急いなほも山側席で、これは予約時にわかっていたので諦めがついていたんだけど、僕の列の海側に一人で座っている大学生 or 社会人風の男子がなんとブラインドを閉めて寝ている。(笑

この青年が意図的に海側の席を取ったのかどうかはわからないけど、少なくとも鉄道オタクではないことは確か。

もちろんブラインドを開けるか閉めるかは着座している人の選択なので、他席の人間がどうこう言う話では無いんだけど、よりによって車窓を楽しめる区間で、しかも雲天なのにブラインド閉めるか?というモヤモヤが僕の心の中をぐるぐると渦巻く。(笑

その青年は新潟駅までブラインド全閉。ゼンカイじゃなくゼンヘイですよ。

MAXときでなぜか1階席

悲劇は更に続く。

新潟で乗り換える上越新幹線”MAXとき”の予約がなぜか1階席。

別に自分だけだったら1階席でも雑誌かスマホでいくらでも暇を潰せるけど、子供に景色が壁オンリーというのはなかなかの仕打ち。(笑

普通、MAXときだったら2階席が人気席。

だったら事前受付&予約も2階席からアサインしていけばいいのになんだって下から売るかね?

幸い子供は疲れて長岡あたりで寝てしまったので良かったけど、またしてももやもやだけが残ります。

えきねっとのモヤモヤを整理してみる

結局もやもやの原因って、えきねっとの予約システムがちょっとアレなんだよね。

事前受付->予約成立では席番号がわからない

予約成立しても、その時点では席番号がわからないから「購入内容を変更」->「乗車日・列車・座席位置を変更する」に行ってもネット上では変更出来ない。

だからといって、みどりの窓口に行って座席変更&発券を依頼しても「一度発券しないと変更できない」と言われちゃうんだよね。

発券後の変更は自動券売機でしか変更出来ない

一度発券してしまうと、ネット(えきねっと)での変更は出来ないので自動券売機で変更してください、と言われるわけです。

今回は目的地まで1回乗り継ぎなので切符は片道

・乗車券
・新幹線の指定席特急券
・在来線の指摘席特急券

の3枚で、子供の分を合わせると6枚、往復で12枚もある。

自動券売機で12枚の切符の変更をする気にはとてもなりません…

今回の旅のまとめ

航空会社の予約システムであれば会員グレードと早い者勝ちで席が指定されていくので公平感があるが、JR東日本のこの事前受付&予約システムだと希望する席が取れるか取れないかは完全に運次第。何それ?

事前受付は受け付けた順に予約を実行していくのだから、座席指定もそのとき受けてくれてもいいと思うんだけどね。

そうすれば予約成立時に座席が確定しているので、座席位置に不満があればえきねっと上で空いてる席に変更できるし、その時点で変更できる座席が無い(満席)のであればそれはそれで納得できる。繁忙期だからしょうがないね、と。

ということで、JR東日本さんには事前受付時には座席指定も出来るよう予約システムの改善を強くお願いしたいです。