先日、年に一度の会社の健康診断を受診しました。
やはり人間歳を取るごとにいろんなところにガタが出てきます。オールA(問題無し)なんて人、いるのかな?
僕も中性脂肪と肝機能がちょっとヤバいです。(笑)数年前から言われているのですが、経過観察で済んでいるのでほったらかしです。。。早くダイエットしなきゃ、と毎年のように決意するのですが。。。。
ところでこの健康診断、年に一回では重篤な病気を見逃す場合があるので、できれば年に何回も受けたほうがいい、と言う人もいます。
友人の救急救命士は40歳過ぎたら年2回受けているよ~、と言ってる反面、テレビで見る医師は「健康診断、全然受けていない~」とか言ってるので、一体何を信じたら良いのかわかんないですよね。
健康診断は実際に病気を初期段階で発見したり、健康維持に役立っている点には異論ありません。
しかし、各検査項目の異常となるしきい値(正常・異常の境目)が結構低く設定してあるんじゃないかと思えるときがあります。例えば、肝機能項目の一つに総ビリルビンがあります。
総ビリルビンとは、古くなった赤血球が破壊されるときに生成される色素で、通常は胆汁に排出されるのが、肝臓内の胆汁の排出が悪いと血液に多く輩出されてしまう、というものです。
この値が通常は1.3mg/dLより大きくなると異常とされるのですが、僕が行く健康管理センターでは1.1mg/dLより大きいと異常とされてしまいます。
総ビリルビンの値に限らず、数値自体には明確な基準が無いため、医師の診断と合わせて病気かどうかは判断されるべきなのですが、病院やクリニックなどの医療最前線で診療活動をしている医師とは違い、健康管理センターなどにいる医師はなんとなく主流から外れた医師が多いように思います。(失礼)
以前私が前述の総ビリルビンの数値が少し多かった(1.7mg/dL)とき、健康診断後の医師との問診で、思いっきり医師が「う~~~ん、何でしょうね….う~~ん、もう一度日を改めて再検査しましょうかね…」などと言われ、思いっきり不安に突き落とされた経験があります。
結局、後日再検査したときも同じような数値だったのですが、その時の医師は「まぁ、健康診断なので異常と言えばそうなんだけど、実際は3.0mg/dLを超えなかったら問題無いと思いますよ。黄疸も出てないし。どうして前の先生から再検査と言われたのですか?」と言われ、肩透かしを食らったことがありました。
その時、あぁ健康診断もビジネスなんだな~、と。
被受診者は再検査と言われればそれに従わざるを得ないし、再検査で「問題無し」と言われれば安心するので、あまり疑いを持たずに言うこと聞いちゃうんでしょうね。かと言って健康診断を受けない、というのもそれはそれで不安だし。
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