DNSレコードを変えたらWebサーバに繋がらなくなってブログ収益が吹っ飛んだ話


怒りが収まらないので備忘録代わりに書いておく。自分と同じような目に遭う人が一人でも少なくなるように。

このブログは僕が日々思うことを徒然なるままに書いているブログで、必死に収益を上げようとか自分の考えに共感する仲間を探そうといった目的は一切ない。

ただひたすら自分が思ったことや感じたことを下手な文章で吐き出しているブログだ。

とは言っても、一番安いプランとは言えレンタルサーバを借りてしかも独自ドメインを取って運用しているので、それなりのコストがかかっている。

まあ、レンタルサーバ代とドメイン代をまかなえるぐらいの収益があればいいか、と思って申し訳程度にアフィリエイト広告を貼っており、幸いにもそれらの費用を払って月に数回飲みに行く程度の収益がある。

googleから来た余計なお知らせ

そんなある日、googleから登録サイトのドメイン認証についてお知らせが来た。

最近やたらお名前.comからアカウントの乗っ取りに注意しろだとか、ログインパスワードを変更しろとか来ていたので、おそらくドメインの乗っ取りが相次いでいるのだろうと、だから「googleは登録サイトのドメイン認証をしろ」と言ってるのだなと理解した。

早速、サーチコンソールにログインして、ドメイン認証の方法を見てみた。

すると、DNSのTXTレコードにgoogleが指定するコードを入れて、サーチコンソール側からアクセス~指定コードが見えれば認証OKとのことだったので、さっそくドメインを取得したお名前.comにログインしてDNSレコードを書き換えた。

書き換えてすぐにサーチコンソールからアクセスするとエラーになるものの、数分後に再度アクセスしたところドメインプロパティの確認ができた。

ついでにもう1サイトも同様の対応を行って、2ドメインのプロパティをsearch consoleに登録をした。

これが後の悲劇に繋がるとは露とも知らずに…。

月末にアドセンスを見て死にそうになる

その月は仕事が忙しかったので、サイト更新があまりできていなかった。あまりどころか月の後半2週間、そうDNSレコードを変更してドメインプロパティの確認を行ってから一度もサーチコンソールを開いていなかった。

月末なのでアドセンスの売上げをチェックしようとアドセンスのコンソールを開いてみたところ

9/29:10円

え??どういうこと?

何かの見間違いかと思ったけど、何度見ても「10円」。

すぐに尋常で無いことは把握したが、何が起きたのかさっぱりわからない。

すぐにサーチコンソール、アナリティクスを開いてみたところ、9月の中旬からアクセスがぱったりと無くなっていた。

最初はgoogleにBANされたのかと思ったが、それだったらこんなに急にアクセスが無くなるのもおかしい。もしそうならサーチコンソールでBANされた理由が出ているはずなのに、通知が全く無い。

ブログが乗っ取られたのか?

ブログにアクセスできない

そもそもブログにアクセスできるのだろうか?と思った僕は、自分のサイトにアクセスしてみたところ、

このサイトにアクセスできません。
xxxxxxxxのサーバーのIPアドレスが見つかりませんでした。

と表示される。え?なんで???

何度やっても「このサイトにアクセスできません」と表示される。もう一つのサイトも同じだった。

コマンドプロンプトから自分のサイトにpingを打ってもタイムアウトで終了してしまう。

変な汗が噴き出てきた頃に、ふと頭をよぎった「DNSサーバが死んでる?」

DNSがまともに動いていない?

DNSサーバはレンタルサーバ「Xserver」で運用しているが、Xserver自体はログオンできるし別段問題は無さそう。

…と思ったときにふと気づいた。

あ、もしかしてDNS設定を間違えた???

お名前.comのほうにログインしてみたところ、ものの見事にドメインサーバの名前がお名前.comの

01.dnsv.jp
02.dnsv.jp
03.dnsv.jp
04.dnsv.jp

に書き換わっていた。これかぁぁぁぁぁぁ!!!!

原因

原因はこうだった。

本来、DNSレコードを変更する場合は、運用中のDNSサーバ(ネームサーバ)側で書かなければならない。

僕の場合は、お名前.comでドメインを取得してXserverで運用しているので、googleの指定するTXTコードは、お名前.comではなくXserver側に設定しなければならなかったのだ。

しかしDNSサーバのレコード設定なんてそう頻繁にやるものではないので、「DNSサーバのTXTレコードにコレを設定しろ」なんて言われると「DNSサーバ?ドメインのことか。それじゃドメインを取得したお名前.comで設定だな」と思ってしまったのだ。(間違い1)

お名前.comもレンタルサーバを運営しているので、ドメイン取得だけでなくDNSサーバを立てることも可能である。そのため、お名前.comのドメイン設定でTXTレコードが設定出来てしまう。

お名前.comでTXTレコードの編集を行うと、当然お名前.com側は「あぁ、ウチのDNSサーバを使うのだな」と思って、DNSサーバ名(ネームサーバ名)を、お名前.comのDNSサーバ名(01.dnsv.jp)に変えようとする。

実際には「転送用のネームサーバ(01.dnsv.jp/02.dnsv.jp/03.dnsv.jp/04.dnsv.jp)に変更する」というチェックボックスがあって、何を思ったのかそれにチェックしてしまったのだ。(間違い2)

どういう訳か、これにチェックしちゃったようだ。

その結果、DNSサーバがXserverからお名前.comに代わり、Xserverにある僕のブログの名前解決が出来なくなったのだ。

急いでお名前.comにDNSサーバ名

ns1.xserver.jp
ns2.xserver.jp
ns3.xserver.jp
ns4.xserver.jp
ns5.xserver.jp

を設定したところ、ブログへのアクセスが復活し始めた。

しかし、設定を修正してから2週間たった今でもアクセスが元に戻らず、設定変更前の6割程度にしか戻っていない。

恐らくクローラーがアクセスできない期間が2週間もあったので、ほとんどのページがインデックスから削除されてしまい、以前のページ評価が全て無くなったのだろう。今まで積み上げてきたものが全て吹っ飛んだのだ。。。

なぜ間違いに気づかなかったのか?

普通の設定であれば、動作チェックしたときに設定の誤りに気づくのだが、DNSサーバ関連の設定は反映されるのに時間がかかる。

そのため、変更後にサイトにアクセスしてもキャッシュにヒットするので、普通にアクセスできてしまい、その結果気づかなかったのだ。

DNSサーバ関連の設定変更をする際は慎重に!!!

何が一番腹が立ったのかと言えば、自分自身である。

僕は一応ITエンジニアの端くれである。組込みソフトウェアという、一般には馴染みが少ない分野であるが、パソコンやサーバーなどのコンピュータ「以外」の、いわゆるマイクロコンピュータで動作するソフトウェアに関わる仕事をもう30年もやっている。

ネットワークは得意な分野では無いが、それでも家庭内の無線ルーターの設定やL2/L3スイッチの簡易な設定程度であればサクっとやれる程度の知識はある。つまり素人では無い。

だからこそこんな簡易なミスでブログ収益の半分以上を吹っ飛ばしたのが自分が腹立たしいのだ。

googleやお名前.comが悪いわけではない。

むしろ、ドメイン乗っ取りが増えているので新しい仕組みを用意してくれたのでありがたい話ではあるのだが、一方ではDNSのTXT設定なんてそんなにしょっちゅうやる作業ではないので、やり方を忘れている人が多い。

だからこそ、僕のような悲劇を生まないようサイト運営者はDNSサーバのTXT設定には最新の注意を払って欲しい。

もしわからないことがあればコメント欄からどうぞ。

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