昨年購入したModernist Lookがあまりにも楽すぎて、もうブリーフケースに戻れなくなったことは以前Modernist Lookのレビュー記事で書いた。
機能や形は満足していたが、やはり使っていくといろいろと見えてきてしまう。
しかしModernist Lookを半年ほど使ってみると、
・重さ
が気になってきた。
容量は申し分無いんだけど、厚みが結構あるのでたくさんモノを入れるとそれなりに重くなる。厚みがある分、重心が体から離れるので余計重く感じるのかもしれない。(それでも手で持つよりはいいんだけど)
INCASEのCity Collection Compact IIを買ってみた
で、次なるバッグを求めて検討すること数日。
・NORTH FACE SHUTTLE DAYPACK SLIM
に絞り込んで検討。
悩んだ末にINCASEのCity Collection Compact IIを買ってみた。
NORTH FACEのシャトルデイパックスリムも気になったけど、駅に行くと常に2~3人は見かけるので今回はパス。
INCASEも使ってる人が多いけど、NORTH FACEほどじゃないのでまぁいいかと。
City Collection Compactには
・City Collection Compact II
の2種類があって、微妙に色展開、素材が異なる。
どちらにも黒があったけど違いがよくわからなかったのでCity Collection Compact 2にした。
「2」というぐらいなのだから新型なのだろう。(と勝手に推測)
Amazonでポチったら翌々日に到着。
早速開封してみる。
やっぱりINCASEはデザインがいい。
背面もメッシュで蒸れなさそう。一目見て気に入った。
INCASE City Collection Compact IIのいいところ
他のビジネスバッグと比べていいところを挙げてみる。
形がスッキリしている
バッグの幅が13cmとModernist Lookよりも狭いので、「ランドセル」感がかなり抑えられる。
やっぱりマチ(幅)が狭いと「リュック背負ってます」な感じが抑えられていい。かなりスタリッシュ。
実は先月の展示会で入場登録に並んでいたとき、隣の列に並んでいた人が使っているのを見かけて気になっていた。
薄い割には意外とモノが入る
Modernist Lookよりマチが少なくなった分、モノが入らないかといえばそうでもない。
・City Collection Compact2: 縦46cm ×横33cm ×幅13cm
スペック上はCity Compact2のほうが1cmほど縦に長いが、実測するともう少しある。
ノートPC(13.9in)、ノート、筆記用具、折りたたみ傘、財布に加えて、1泊の出張のときは最低限の着替え
・アンダーシャツ
・パンツ
・靴下
を入れても全然OK。シャツの素材にもよるが、バッグがパンパンになるほどではない。
2泊分になるとちょっとキツいかも。
でも2泊のときはキャリーバッグを持って行くので容量としては必要十分だと思う。
ハンドルが頑丈
バッグのトップ部についているハンドルがゴツくて頑丈そうである。
ハンドルが太くてしっかりしているので「安っぽく」見えないのがいい。
中身が入っていなくても潰れない
NORTH FACEのシャトルデイパックは中身があまり入っていないと潰れて形が崩れる。
その点、このCity Collection Compact2は荷物が大して入っていなくても型崩れしにくい。
バッグの中身がスカスカでもこのスタイルを保つのが素晴らしい。
他人とあまり被らない
このINCASEのバックパックについて書いているサイトには大体「Apple社から公式に認められた…」というエピソードが書かれているぐらい有名で、アップルストアでも販売されているぐらい。
なのでMac使いの人でINCASEのバックパックを使っている人は多いのだが、同じバッグでかぶって気まずい想いをすることはあまり無い。
むしろ街中でよく見かけるのはanelloとNORTH FACE。電車でも一両に数人はNORTH FACEがいるのに対し、INCASEはそれほど見かけない。
背負うと軽い
バッグの重さはModernist Look、INCASE City Collection Compact2どちらも800gであるが、同じものを入れてもCity Collection Compact2のほうが軽く感じる。
これは厚さがCity Collection Compact2のほうが薄いため、バッグの重心がより背中に近いほうに移動するからだろうか。
Modernist Lookも背負うと楽だったけど、City Collection Compact2はそれ以上に楽。
ダメなところ
あまり欠点が見つからないバッグだけど、あえて不満を探すと2つほどある。
キャリーバッグのハンドルにひっかけるところが無い
Modernist Lookにはキャリーバッグサポートが付いていたが、City Collection Compact2にはキャリーバッグサポートが無い。
でも無くても、バッグを横にしてチェストストラップをキャリーバッグのハンドルを通せばずり落ちることが無い。
サイドポケットが無い
Modernist Lookにはサイドポケットがあったが、City Collection Compact2にはサイドポケットが無い。
とは言ってもModernist Lookでもサイドポケットは使ったことがなかったので、大して問題にも感じていない。
おそらくサイドポケットを作ってしまうと、バッグ全体のバランスが悪くなってしまうのでデザイン的な観点から採用しなかったのだろう。
City Collection Compact2のまとめ
バッグは機能的過ぎると重くなる上に見た目もダサくなる。
かと言ってあまりシンプルにし過ぎるとペラペラのバッグになって形が崩れやすい。
その点、このINCASE City Collection Compact2はデザインと機能性をうまく両立させていて素晴らしい。
INCASEにはこのCity Collection Compact2よりも一回り大きいCity Commuterというタイプも存在する。
City Commuterはサイドジップを開けると容積を30%増やすことができるので、1~2泊の出張は余裕でこなせる。
しかしバッグの厚みが大きいので、背負ったときのスッキリさが無くなってしまう。
通勤バッグに関して言えば「大は小を兼ねない」と思う。
ということで、背負ったときのスッキリさが好みであればCity Collection Compactがオススメ、1~2日の出張でもしっかりと荷物+着替えを入れたいのであればCity Commuterがよい。
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