Zenfone5 + 格安SIMで毎月2000円程度でスマホ運用中ですが、最近(というか前からですが)ブラウザのひっかかりというか、ちょっと重いサイトに行くとクリックしたいところと別のところをクリックしちゃったり、見たくも無い広告を押しちゃったりと、スマホのフラストレーションがたまりつつあります。
Bluetoothイヤホンで音楽を聴いてると、数分に1回ぐらいの割合で音飛びするのもムカつきます。
zenfone5も使い始めてもう2年近くになるので、SIMフリーiPhone7でも買おうかな~と思ってたら、ASUSからZenfone3がリリースされているじゃないですか!
というか、大分前に海外では発売されていて、日本版の発売が今月の頭だったのを僕が知らなかっただけです。(笑)
最近はそこまでスマホに興味が無くて、それなのにiPhone7買おうと思ったのはZenfone5のBluetoothの音飛びにいい加減頭に来ていたのと、カメラがダメ過ぎてスマホで写真撮る気が全然起きなかったからです。
しかしiPhoneは高い。いいのはわかるけど高い。僕の用途ごときでiPhone7はコストパフォーマンスが悪いのです。
そんなところへのZenfone3登場。自ずと期待が高まります。
きっとZenfoneシリーズだから値段も手頃だろうと思って見に行ったところ、なんとまさかの39,800円!、税込で42,984円ですよ。
海外で249ドルの端末がなぜ日本だと39,800円に?しかも今は円高なのに。
技適取得コストと日本でのサポートコストがその理由らしいけど、技適申請なんか1機種25万ぐらいだし、ASUSジャパンのサポートなんて電話しても一向に繋がらないのに。
…ということで、ETORENで海外版のZenfone3を購入してみました。
アジア方面の出張もちょくちょくあるので、あくまでも海外出張用としての購入です。
EXPANSYSかETORENか
できれば一番安いところで買いたいので、スマホやタブレット端末の海外通販では有名なEXPANSYSとETORENで比較してみます。
個人で並行輸入版を売ってるAmazonは保証が無いので除外します。
EXPANSYS
Zenfone3(ZE520KL) RAM3GB/32GB版が29,800円で、それに輸入消費税1,400円+送料1,400円が掛かります。
合計で32,600円。
しかし、僕がサイトに訪れたときはあいにくの在庫切れでした。残念。
ETOREN
同じくRAM3G/32GBモデルが309USD、日本円で32,000円で、こちらは輸入消費税が含まれています。
これに送料が22.48USD、日本円で2,400円ほど掛かります。
合計で34,400円。こちらは在庫ありです。
EXPANSYSとの価格差は約1,800円。
調べてみるとどちらも1年間の保証が付いていますが、EXPANSYSは香港まで送り主負担で返送、ETORENは国内倉庫まで送り主負担で返送だそうです。
海外送付だと送付費用もバカになりません。しかも海外発送のときはインボイスも書かなきゃならないので面倒くさい。慣れていない人には少しハードルが高いかもしれません。
ということでイートレンでZenfone3 パールホワイトの3GB/32GBモデルを注文しました。
僕は基本的にはAmazon/楽天/Yahooなどのメジャーなネットショップでしかクレジットカードを使いませんが、どうしても海外サイトからの購入する必要があるときはPaypalを使っています。
Paypalは便利でいいんですが、手数料が4%とちょっとお高い。クレジットカードだったら1~3%で済むので、Paypalで決済するときは「Paypalの通貨換算レート」ではなく「カード会社発行会社の通貨換算レート」を選んで決済すると、少しお得になります。
ちなみに僕は海外に行くときの現金(現地通貨)は、現地のATMでクレジットカードを使ってキャッシングしています。
現地で交換レートの安い両替商を探すのが面倒なのと、クレジットカードのキャッシングは手数料がそんなに高くないので、返済さえリボルビングとか分割払いとかしなければ、一番手間がかからずに現地通貨が手に入ります。
注文した途端にEXPANSYSに在庫が
ETORENで注文してから数時間後にEXPANSYSから入荷メールが届きました。なんだよ~と思いながらEXPANSYSのサイトを見ると、なんと値上げです。
先週までは29,800円(RAM 3GB/32GBモデル)だったのが、31,800円に上がっています。
これだと、輸入消費税が(多分)1,500円、プラス送料1,400円で33,440円です。ETRENと全く同額になってしまいました。
やっぱり売れてる機種は強気です。
月曜に注文して水曜に届いた!
FedExって言ってたので明後日には着くかな、と思っていたら、お知らせメールには「Amazonより配送致します」とあります。
なんだ、ETORENはAmazonにも出品してたのね。…ってことは国内倉庫からの配送だから、もう輸入でもなんでもない。(笑)
Amazon経由で買いたい方はこちらからどうぞ。
とかなんとか言ってるうちに水曜に到着。プライム会員じゃないのに速い。
早速、開封してみる
パッケージを見る限りでは台湾版か香港版かわかんないです。
おー、なんだかiPhone6っぽいです。iPhone6、そんなに見たこと無いけど。
背面のガラスといい表面の2.5Dガラスといい、この質感は少なくとも今までのZenfoneとは一線を画しています。
持つと手に馴染む感じです。5.2インチは片手で操作出来るギリギリの大きさかな。女性の手にはやや大きいかも。
いや、しかしこれよく249USDで売ってますね。元値知らなかったら39,800円でも買ってたかも。
添付アクセサリはUSBケーブル、ACアダプタ、イヤホン、イヤーソックとSIM抜き用のピンです。
ACアダプタの形状から台湾版ですね。香港版だとACコンセントの形状が違うのでACアダプタを買わなければならなかったところですが、台湾版でよかったです。
ちなみに注文時に仕向先仕様の指定はできないので、完全に運です。
やっぱりカメラ性能が違う
ちなみに上の写真はZenfone5で撮った画像です。
当時(2年前)、メインカメラが800万画素でしたが、それまで使っていたiPhone5sも同じ800万画素だったので同程度のカメラ性能はあるだろうなと思っていたところ、素人目で見てもイマイチな画質でガッカリしました。
カメラ周りの部品が悪いのか、ソフトがダメなのかわかりませんが、その後のアップデートでも画質は全然変わりませんでした。その割にはZenfone5のレビューを見ても、あまりカメラの悪口って見かけないんですよね。なぜ?
今回のZenfone3にはソニー製のイメージセンサとレーザーフォーカスを搭載してカメラ性能にも力を入れてきたようです。
指紋センサーが便利過ぎる
Zenfone3では背面のカメラレンズ下に指紋センサが付いており、これが非常に便利。
iPhone5sで経験済みでしたが、iPhone5sと比べても認識スピードが格段に速いです。
多分これでもう指紋センサー無しの生活には戻れないでしょう。(笑)
全体的にバランスの取れたコスパの高いスマホ
Antutuを入れてZenfone3のベンチマークを測ってみました。
Zenfone5が20000程度なのでおよそ3倍のパフォーマンスが出ています。
数値だけ見ればiPhone5sよりはパワーがあって、6sには及ばない感じですね。iPhone6と同程度ぐらいでしょうか。
しかし今でもiPhone5sやiPhone6のSIMフリー機は高値で販売されていますし、iPhone6だと中古品でも程度がいいと2~3万ぐらいするので、それと同程度の性能を持ったAndroid機が3万円強で手に入ることを考えると、非常にコストパフォーマンスが高いモデルだと思います。
作りもパッと見た感じではとても3万円台の製品には見えず、価格の割に高級感もあって満足度も高いです。
次回は実際に使い込んでみての感想と、保護フィルムやケースのレビューをやります。
スマホは新しいだけでテンション上がりますね。
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