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デシリットル(dL)って使わないのに、なぜ勉強するんだろう?って話


デシリットルってあるじゃないですか。覚えてませんか?

小学校のときに算数で勉強した液量の単位で、1dL = 100mL、10dLで1Lってやつ。思い出しました?

子供が宿題でわかんないところがあるから教えて~、と言われて懐かしかったんですが、そこでふと思ったのが

「学校以外でデシリットル(dL)を使ったことってあったっけ?」

…うーん、全く思いつきません。

スーパーで売ってる牛乳、清涼飲料水、ワイン、お酒、全部ミリリットル(mL)表示だし、ガソリン、灯油はリットルだし、身の回りを見ても、デシリットル表示のモノは全くありません。

こんなに世の中で使われていない単位をなぜ学校で教えているのでしょうか?

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単位変換を覚えるため?

ネットを見ると、

・デシリットルを使うのは、ヨーロッパでdLは一般的に使われているから。
・補助単位の概念を理解するのに便利だから。

という理由を見かけましたが、なんか腑に落ちません。

まず「デシリットルを使うのは、ヨーロッパでdLは一般的に使われているから」というのも、日本人が将来みんなヨーロッパに行くわけじゃないのに、と思ってしまいます。

むしろそれが目的であれば、大人になってから必要な人がやればいいだけの話です。

もう一つの理由「補助単位の概念を理解するのに便利だから」は一見、なるほどと思いましたが、だったらなんでデシメートルとかデシキログラム(笑)とかやらないんだろう、と思っちゃいます。

結局、デシってあんまり使われてないよね

デシ(deci)やヘクト(hecto)はSI単位の接頭語なので、概念の理解が必要なのはわかります。

でも、実用で使っているデシは、デシベル(dB)以外思いつきません。

デシベルなんて、電気関係か音響関係やってる人じゃないとまず使わないですし、一般の人は知らなくても生活上困ることはありません。

まさか小学生でdBをやるわけにもいかないでしょうから、

そうなると、補助単位としての”デシ”の概念を教えるのに、一番わかりやすいのが液量単位のデシリットルなのでしょう。

でも”デシ”って液量の補助単位だと思ってる人、結構いると思うんですよね。

だからどうせやるなら、デシメートルとかデシキログラムもやったほうがいいと思うのですが、どうでしょう?

…と言ってたら、知り合いが「医療業界では普通にデシリットル使うらしいよ」とのこと。

あぁ、使ってるんだ。。。。

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