5~6年前ぐらいにニューバランスのM996(グレー)を購入したのだが、ヘビロテし過ぎて履きつぶしてしまった。
NBのM996はそのぐらい履きやすくて気に入ってた。
それにあのグレーは服装を選ばない。
ジーンズでもハーフパンツでもなんでもOKなのでとても重宝していた。
ということで、今回もM996のグレーを購入しようと思ったのだが、なんとどこにも置いていない。
この、なんの変哲も無いNBの定番商品がないのだ。
微妙に茶色味がかったグレーはあるのだが、僕が欲しいのはクールグレー。この色が欲しいのだが、廃番になったのか新品で入手が難しいようだ。
ネイビーでも良いではないか、と脳内でささやく女将もいなくもないが、やはり欲しいのはかつて履いていたCRL996と同じグレーなのだ。
「また何年かすれば復活するだろ」
と気長に待つようにしたが、人は「無い」と知ると欲しくなる。
街中で見かけたオニツカタイガー
そんなとき、ふと街中で見かけたベビーカーを押してるヤングでハーフパンツのイケパパの足下を見ると、グレーのスニーカーが。
一瞬、M996かと思ったが、よく見るとオニツカタイガーではないか。
イメージにドンピシャのスニーカー、その場ですぐにググってみると、オニツカタイガーのAllyというモデルであることが判明。
しかも値段もM996とそう変わらないのなら、僕の心の隙間を埋めてくれるのはこのAllyしかない。
オニツカはABCのような量販店では取扱いが無く、直営店に行くのがよさそうだ。
都内の客先で用事を済ませ、オニツカタイガー新宿店に行ってみることに。
速攻、購入してしまった
オニツカタイガーと言えば、僕が小学生のときは体育館シューズとして有名だったが、程なくしてアシックスに社名が変わり、なんとなく垢抜けた印象を持っていた。
当時、スポーツ少年団でサッカーをやっていた僕のサッカーシューズはアシックスだったので、「オニツカ」という響きをなんかダサく感じていた覚えがある。
それから40年経ち、”Onitsuka Tiger”ブランドとして再開するとは。
キルビルでユマ・サーマンが履いていたハイカットシューズも、今見るととってもクールだ。
店員さんに「Allyのグレーを試着したい」と告げると、お若い店員さんがそそくさと試着の用意をしてくれる。
僕は革靴のサイズは25.5cmだが、スニーカーは26.0~26.5cmあたりが多い。
26.5cmが在庫切れとのことで27.0cmを履いてみると、まるで測ったかのようにピッタリフィットである。
履いた瞬間ベストサイズと確信した僕は、その場で2~3回足踏みしただけで購入してしまった。
オニツカタイガー Ally
NIKEもAddidasもNEW BALANCEも好きだが、サッカーに夢中になっていた少年時代を思い出させる、この「オニツカタイガーストライプ」は格別である。
個人的に気に入ってるポイントは、メッシュ部分が少なく、スエード部分が多いところ。
M996は通気性を確保するためメッシュ部が多いのだが、タウンユースだとそこまでメッシュが多くなくても不便でない。
それと、Allyは紐が最初からグレーなのもGOODポイント。
M996はデフォルトでは紐は白なんだけど、個人的には紐の色味が「浮く」ので、同系色でまとめるために紐もグレーに変えていた。
M996はABCマートが別注するぐらいに売れているスニーカーで、街ではM996, M574は被りまくる。
電車に乗れば1両に2~3人は必ずM996がいるが、オニツカタイガー Allyはまず被らない。
こうしてみると、オニツカタイガーストライプが新鮮。
履き心地は申し分なし
当然といえば当然だが、履き心地は申し分なし。
NBの996と同等、もしくはそれ以上の履き心地である。
早速下ろして、東京ビッグサイトのJapan Mobility Show(旧モーターショー)に出かけてみた。
今回は東ホール、西ホール、南ホールと、東京ビッグサイト全域を約2万歩ほど歩き回ったが、快適そのものである。
スニーカーとはいえ、新品を下ろすと多少の靴擦れを覚悟していたのだが、足への影響は全く無し。
大体どんなパンツにも合うのが素晴らしい。
ニューバランスもいいけど、周囲との被りを避けるならオニツカタイガー Allyはオススメです。
コメント